網野町のメガネ・補聴器専門店 メガネのアイ網野店の後藤です。
さて、今日は眼を守る特集の最後、
「カラー濃度について」です。
ご存知の通り、サングラスには色々な濃度の物があります。
色の濃いものほどまぶしさを和らげ、
色が薄いものは光を通すようになります。
紫外線については以前の「眼を守るその2」の記事でお話しましたね。
濃度による目安を簡単にまとめると以下のようになります↓
濃度90%程度
かなり濃い色。相手から自分の眼が透けて見えない濃さ。
濃度70~80%程度
一般的なサングラスの濃度。日中のまぶしさをしっかり防ぎたい方は、
このあたりの濃度がおすすめ。
濃度50~60%程度
少し薄めのサングラス。相手からも自分の眼が見える程度の濃さ。
様々な場面で扱いやすい濃度です。
濃度40~50%程度
メガネとしては濃い目の濃度ですが、サングラスとしては薄め。
濃い色には抵抗がある方や、室内に入ったときでもある程度明るい色です。
濃度25%まで
普段使いのメガネにも良く使われる濃度。室内のまぶしさを和らげる。
カラーによっては夜間運転にも使えます。
といった感じになります。
厳密にいうと、視力矯正用レンズ(サングラスではありません)には
JIS規格にて安全に使える基準が定められています。
サングラスをお求めになるときの参考にもなりますので、
スタッフにぜひご相談くださいね。
そして、眼を守るレンズとして今一番おすすめがこちら。
HOYA Ray Guard 435(レイガード435)です。
太陽光に含まれる有害紫外線をほとんどカットし、
眼精疲労や眼病の原因といわれるブルーライトを軽減、
さらに、もっともエネルギーの強い可視光線までしっかり和らげてくれる
「スーパーガードレンズ」ともいえる商品です。
屋外の強い紫外線はもちろんのこと、
従来のブルーライトカットレンズよりも、
「高エネルギーの光」に対する守備範囲が格段に広くなっています。
(少し難しい話になります)
光というのは波長が短くなるほど強いエネルギーを持ちます。
380nm~780nmが人間が色を認識できる範囲となります。
紫外線(強) 紫→藍→青→緑→黄→橙→赤 (弱)赤外線
という感じですね。
いわゆる「普通の」ブルーライトカットレンズは、
ブルーLEDのピーク波長である450~460nmあたりの光を
和らげるようになっています。
なので、LEDや液晶画面などに特化した抑え方になります。
UVカットは400nm以下の光、ブルーライトカットは450nm近辺の光、
その間にある
可視光線のなかで最も強いエネルギーを持つ部分「も」抑えるレンズ
それがRay Guard435です。
ちょっと長くなりましたが、今、眼を守るレンズはとっても進化しています。
前回ご来店されたときにはなかったレンズもたくさんあると思います。
どんなレンズを選ぶにしても、
「お客様の眼が健康であること」が第一です。
眼を守ること、今日からはじめてみませんか?